平均血圧は臓器血流を実質的に規定している。最低でも60を下回らないようにする。
平均血圧が60を下回ると脳血流量も急激に低下する。
平均血圧は、ある時間の間、きわめて短時間ごとに測定した動脈圧の平均で、収縮期圧と拡張期圧の平均ではない。
平均血圧=収縮期血圧×1/3+拡張期血圧×2/3
どの年齢の平均血圧(MAP)も収縮期より拡張期圧に近い。
これは、動脈圧は心周期の大部分の間で、収縮期圧ではなく拡張期圧に近いためである。
術中モニター
収縮期血圧 121mmHg
拡張期血圧 61mmHg
平均血圧(MAP) 82mmHg
参考文献
ガイトン生理学
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