・中等~重度の貧血では、網状赤血球増加がみられ7~10日でピークに達する。
・治療開始1~2週間後にゆっくりと上昇し始め、3週間でHbは約2g/dL上昇。
・Hb欠乏は約1ヶ月で半分程度改善し、6~8週間でHbは正常化。
・多くの場合は貧血症状消失後も3ヶ月前後治療継続の必要がある。
・数か月程度貧血の改善を認めない例もある。
・想定内の改善を認めない場合には、過剰な鉄の喪失や鉄の吸収・利用障害が疑われるため、鑑別をやり直す
参考文献
浅野 茂隆、池田 康夫:三輪 血液病学(第3版)文光堂、2006年
Wintrobe`s Clinical Hematology Twelfth edition volume2 2009
UpToDate🄬
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