カロー三角(Calot’s triangle)とは?構成は?
カロー三角(Calot’s triangle)とは、肝臓下面、総肝管、胆嚢管で構成される三角形であり、右肝動脈から分枝した胆嚢動脈を同定する際に目印にすることが臨床では多いです。
- 胆嚢管 2. 総肝管 3. 肝臓下面 4. 胆嚢, 黄色の三角=カロー三角, 三角形の中を通る動脈が胆嚢動脈
ゴロ カローさん、仮面堪能して総カンカン
カローさん、仮面堪能して総カンカン
カローさんが皆の仮面を1人で堪能してしまったせいで、皆が総カンカンになってしまいました。
図での覚え方
カロー(CaLot)のLを左右反転させると、Cが胆嚢、aが胆嚢動脈(胆嚢artery)、Lの3辺が胆嚢管、総肝管、肝臓下面になります。
参考文献
解剖のおすすめ参考書・教科書
プロメテウス解剖学 コアアトラス
プロメテウス解剖学 コア アトラス は解剖のイラストがきれいでわかりやすいです。
神経だけに特化したページがあり、特定の神経の走行をイメージしたい時に便利です。神経以外にも動脈、静脈、筋肉に特化したページもあります。
注意点としては、実際の臓器の写真は掲載されていないため、別に購入する必要があります。
医学書ってお金がかかりますよね。半期だけ必要な教科書があり、お金をどぶに捨てた気持ちになる時がありますが、解剖学の教科書はずっと使います。
研修医になっても読み返す価値のある本です。長い目で見ればコスパの良い本だと思います。
解剖学カラーアトラス
解剖学カラーアトラス は、解剖学実習で実際に見る臓器の写真が大量に載ってます。
イラストでイメージを付けた後にこちらで実物を見ながら勉強した方が頭に残ります。
実地試験はイラストだけ覚えても太刀打ちできません。必ず買いましょう。
グレイ解剖学
友人はグレイ解剖学を使ってました。好きな人は好きです。
大学の本屋さんで手に取ってみて、自分に合った教科書を買いましょう。
イラスト解剖学
イラスト解剖学はマンガで解剖を楽しく勉強できます。肩の力を抜いて楽に読み進められます。
医学部1年生でも理解しやすいと思います。
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