髄膜刺激症状の感度 特異度

meningism 脳神経内科
感度 特異度
項部硬直30%68%
Kernig’s sign5%95%
Bruzinski sign5%95%
jolt accentuation97%60%

髄膜炎の古典的三徴として発熱、頭痛、意識障害がありますが、これら全てを満たすのは半数以下です。 また 項部硬直は感度が30%しかなく 項部硬直がないからと言って 髄膜炎は否定できません 。髄膜炎の否定には 感度 97%である jolt accentuationが有用です。しかし、jolt accentuationは「1秒間に2~3回の周期で頸を横に振ってもらう、または他動的に振って頭痛が増悪する」所見です。正しく用いないと感度低下に繋がります。

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