【覚え方】腎動脈・腎静脈・尿管の前後関係

腎臓

腎動静脈と総腸骨動静脈では尿管との前後関係が変わります。間違って覚えないように、注意が必要です。
尿管にフォーカスして、尿管が最も背側に位置するのが腎臓付近で、尿管が最も腹側に位置するのが総腸骨動静脈付近と覚えてもいいですが、動脈と静脈の前後関係が逆になるので間違って覚える危険性大です。腎動静脈付近は腹側からVAU、総腸骨動静脈付近は腹側からUAVと覚えましょう。
大腿動静脈と大腿神経の位置関係を、大腿内側からVAN(V:静脈、A:動脈、N:神経)と覚えている方にとっては、似ているVAUを頭に入れて、下の方は反対だったなと記憶しておくといいかもしれません。自分が覚えやすい方法で効率よく覚えて、医師国家試験を突破して下さい。

腎動脈・腎静脈・尿管の前後関係

腹側から
V:腎静脈
A:腎動脈
U:尿管

総腸骨動脈・総腸骨静脈・尿管の前後関係

腹側から
U:尿管
A:総腸骨動脈
V:総腸骨静脈

参考文献

病気がみえる vol.8 腎・泌尿器

イヤーノート 内科・外科編

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