肝胆膵 肝硬変でクモ状血管腫ができる理由 肝硬変によるエストロゲン代謝障害によって血管拡張作用のあるエストロゲンが上昇するため肝硬変が進行すると異化低下が起こる。エストロゲン代謝障害によって、毛細血管が拡張しやすくなりクモ状血管腫、手掌紅斑、毛細血管拡張症がみられるようになる。第1... 2020.09.20 肝胆膵
救急科 血中エタノール濃度の推定式 推定エタノール濃度(mg/dL)浸透圧ギャップ(血漿浸透圧実測値ー予測値)×4.6=(血漿浸透圧実測値ー)×4.6血中エタノール濃度の推定式を計算し、重症度を評価する 血中濃度(mg/dL) 中枢神経症状20~50ほろ酔い気分:反応性や機敏... 2020.09.06 救急科
救急科 refeeding syndrome(再栄養症候群)とは? 長期飢餓状態で急に高カロリー投与することで、電解質異常や高血糖をきたす病態低リン血症がrefeeding syndromeの特徴であり主な原因でもある。その他には低カリウム血症、うっ血性心不全、末梢性浮腫、横紋筋融解症、溶血、痙攣などがみら... 2020.08.17 救急科
麻酔科 アレンテストとは? アレンテストの方法 アレンテスト Allen's testとは橈骨動脈または尺骨動脈が閉塞していないか確認するテストアレンテスト(Allen's test)とは、橈骨動脈と尺骨動脈が手掌、手背で血流を保てているかを調べるテスト。手首から先は、橈骨動脈と尺骨動脈... 2020.08.02 麻酔科
循環器 肝頸静脈逆流 Hepatojugular Refluxとは? 手順・解説動画付き 肝頸静脈逆流 (英語:Hepatojugular Reflux)とは?心不全患者では頸静脈怒張がみられる。しかし、頸静脈怒張がわかりにくい事もしばしば。肝頸静脈逆流(腹部頸静脈逆流)法は、頸静脈怒張がわかりにくい患者に対して、肝臓の上から圧... 2020.08.01 循環器
麻酔科 二次ガス効果とは 二次ガス効果(second gas effect)とは、高濃度ガスと低濃度ガスをともに吸入した場合、高濃度ガスが先に血液中に溶けるため、肺胞内の低濃度ガスの割合が相対的に高まり、麻酔導入が速くなる効果のこと。亜酸化窒素(笑気)とセボフルラン... 2020.07.12 麻酔科
麻酔科 血液ガス分配係数とは ゴロ 覚え方 血液ガス分配係数とは 血液/ガス分配係数とは37℃、760Torrにおいて血液1mlに溶けるガスの量(mL) 血液/ガス分配係数は、血液と肺胞内気体との間の濃度比であり、吸入麻酔薬の血液への溶解度を表す。別の言い方をすれば、血液/ガス分配係... 2020.07.02 麻酔科
脳神経外科 脳脊髄液減少症で起立性頭痛が起こる理由 起立により髄液が減少し、脳などが下方偏位することで 三叉神経硬膜枝など刺激されるから(controversial) 起立性頭痛は、起立位で頭痛が増強し、横になると頭痛は急激に回復する。 脳脊髄液減少症は、主として脳脊髄液の漏出により髄液量が... 2020.07.01 脳神経外科