【ゴロ】Sertori細胞とLeydig細胞の作用 覚え方

泌尿器

Sertori細胞とLeydig細胞の役割

Sertoli細胞(セルトリ細胞)は、精巣の精細管内に存在し、FSH(卵胞刺激ホルモン)とテストステロンの作用を受け精細管における精子形成に関与しています。

Leydig細胞(ライディッヒ細胞)は、精巣の間質に存在し、LH(黄体ホルモン)の作用を受けテストステロンを分泌します 。

視床下部-下垂体-精巣のホルモンの作用は下図のようになっています。

視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)は下垂体に作用し、ここから LH(黄体形成ホルモン) と FSH(卵胞刺激ホルモン) が分泌されます。

LH(黄体ホルモン)はLeydig細胞(ライディッヒ細胞)へ、FSH(卵胞刺激ホルモン)はSertoli細胞(セルトリ細胞)に作用します。

Leydig細胞(ライディッヒ細胞)から産生されたテストステロンは視床下部、下垂体に作用して(ネガティブフィードバック)、GnRHとLHの分泌を調節します。

Sertoli細胞に産生されたインヒビンは下垂体に作用して(ネガティブフィードバック)、FSHの分泌を調節します。

セルトリ細胞とライディッヒ細胞のまとめ表です。国家試験では放射線感受性も問われています。

下垂体ホルモン解剖部位産生放射線感受性
Sertoli細胞FSH精細管精子高い
Leydig細胞LH間質テストステロン低い

覚え方 Sertori細胞 Leydig細胞

Sertori細胞は、FSHの作用をうけ、Seishi(精子)形成に関係します。Sがつながってます!

Sertoli(せるとり)細胞は、取り込む=放射線感受性が高いと覚えましょう。

Leydig細胞(ライィッヒ細胞)はLHの作用を受け、ストステロンを産生します。Lがつながってます!

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